ニュージーランド人とのオンライン研修

つぶやき日記

先日、オンラインの研修で海外の方々と一緒にリーダーシップについて学ぶ機会がありました。リーダーシップというテーマで、異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と意見交換するのは貴重な経験でした。しかし、予想外の壁に直面しました。

その研修にはさまざまな国からの参加者が集まっていましたが、驚いたことに、全体の約7割がニュージーランド人だったのです。ニュージーランドといえば、南半球に位置し、美しい自然とともに温和な気候が魅力の国ですが、まさかここまで多くのニュージーランド人が集まるとは思ってもいませんでした。

特に、グループに分かれてディスカッションを行う場面がありました。私のグループは、ニュージーランド人2人と私という構成でした。最初は「これは良いチャンスだ!」と前向きに捉えていたのですが、現実はそんなに甘くありませんでした。

ディスカッションが始まると、ニュージーランド人同士の会話が始まりました。しかし、その会話がほとんど聞き取れなかったのです。言葉が英語であることは分かっているのですが、彼らの発音や話すスピードが、私にはまるで別の言語に聞こえるほどでした。まるで映画の早送りシーンを見ているような感覚でした。

「これはまずい!」と思い、ヘッドフォンを耳にぴったりと押し当て、集中して聞き取ろうとしましたが、結果は撃沈。何を話しているのか、ほとんど理解できませんでした。リーダーシップの研修であるはずが、まるでリスニング力の試験を受けているかのような状態でした。

その後、ニュージーランドに留学経験のある日本人の友人にこのことを話すと、「ニュージーランド英語は、日本で言う東北弁みたいなもので、慣れていないと聞き取りにくいんだよ」と教えてくれました。その一言で、ようやく自分の苦戦の理由が分かり、少し安心しました。確かに、日本語でも東北弁の方との会話は難しいと感じることがあります。それと同じような感覚だったのでしょう。

しかし、言語の壁を感じたと同時に、異なる文化に対する興味も深まりました。ニュージーランド人の話し方やアクセント、そして彼らの文化的な背景についてもっと知りたいと思いました。リーダーシップ研修であると同時に、文化的な理解を深める貴重な機会でもあったと感じます。

今後、また同じような機会があれば、ニュージーランド英語にもっと慣れるよう、予習をしておこうと心に決めました。YouTubeやNetflixでニュージーランドの番組を見たり、ポッドキャストを聞いたりして、耳を慣らすことから始めたいと思います。あのスピードとアクセントに対応しながら、ライブ感を持ってコミュニケーションできれば、リーダーシップ研修の本質にももっと深く入り込めるのではないでしょうか。

オンライン研修を通じて感じたのは、言葉や文化の違いを超えて、リーダーシップを発揮することの難しさと面白さです。異なる背景を持つ人々とコミュニケーションを取りながら、自分のリーダーシップスタイルをどう磨いていくか。これからも、この経験を糧に成長していきたいと思います。

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