【完全公開】Linguaskill(リンガスキル)Speakingで純ジャパがB2スコアを取得した方法

レビュー・体験談

「Linguaskill Speakingで「B2」を取りたいけど、どうすればよいかわからない。。」
「効果的な勉強方法がわからない。。」

最近、英語力を測るテストでLinguaskillを採用する企業もチラホラ出てきていると聞きます。
本記事は、JeanがLinguaskill Speakingで「B2」スコアを取得する方法をまとめました。思った以上にスコアが伸びずに苦しんでいる方、「B2」以上のスコアを取りたい方は、ぜひご参考いただければ幸いです。

上はJeanのResult。3回目のチャレンジで「B2」スコア達成!

Linguaskill Speakingのテスト構成

Linguaskill Speakingは5パート構成になっておりまして、下記に分けられます。

Part1:インタビュー

受験者に向けて、8問の質問をされるので、それに回答する

回答時間:4問×10秒、4問×20秒

Part2:音読

モニターに文章が表示されるので、それを音読していきます。8問あります。

回答時間:8問×10秒

Part3:プレゼンテーション

与えられたトピックに対して、触れなければならない3つのお題を必ず含めて、意見を述べます。

回答時間:60秒

準備時間:40秒

Part4:グラフを用いたプレゼンテーション

与えられた図表を解釈して、プレゼンします。

回答時間:60秒

準備期間:60秒

Part5:ロールプレイ

シチュエーションに沿って、5つの質問をされますので、自分なりの意見を述べます。

回答時間:5問×20秒

準備期間:40秒

試験時間はTotalで15分程度と、短期間勝負で、集中力が求められます

ここからは、それぞれのパートの対策について記載します。

Part1:インタビュー

受験者に向けての簡単なインタビュー形式です。

問題

Jeanは3回くらい受けたことがあるのですが、以下の内容が出ていました。

<10秒回答>

・What is your name?(あなたの名前は?)

・What spell is your family name?(あなたの名字のスペルは?)

・Where are you from?(あなたの出身地はどこですか?)

・What is your job?(あなたの仕事は何ですか?)

・What do you enjoy working?(どんな仕事が楽しいですか?)

・Why do you learn English?(なぜ英語を学ぶのですか?)

<20秒回答>

・What do you like most about your home town?(自分の住んでいる街の一番好きなところは何ですか?)

・What made you decide to take the job?(この仕事を引き受けようと思ったきっかけは何ですか?)

・What do you find difficult about your job?(仕事で難しいと思うことは何ですか?)

・What kind of building do you work in?(どのような建物で働いているのですか?)

・What is your future career?(今後のキャリアについて教えてください。)

・Why do you think English is important to you?(なぜ、あなたにとって英語が重要だと思うのですか?)

・How do you use English in your work?(仕事ではどのように英語を使っていますか?)

・What exactly does your job involve?(具体的にどのような仕事をしているのですか?)

・What makes it easier to work?(働きやすさのポイントは?)

対策

出題される問題はある程度固定化されているので、事前対策はしっかりとしましょう。

本番でバチっと言えるように、何回も何回も何回も何回も(ここ重要)練習しておくことが肝要です。

Part1の出だしで失敗すると、メンタルがやられて、後続のパートに響きます。ここで自信を持って発言できるようになることで、後続のパートにスムーズに進むことができます。

TIPSとしては、10~20秒間をしっかり使い切る勢いで話を展開することです。(最初の2問を除き)

例えば、

「What are you from?」でも、「I’m from Nara prefecture.」だけでなく、

「I’m from Nara prefecture. It’s in the middle part of Kansai region in Japan. It’s good place to visit.」

くらい引っ張れるようにしておくことです。

また、時間が余ってしまったときには、「That’s all. Thank you.」を入れて、尺を伸ばすことをおススメします。

Part2:音読

モニターに文章が表示されるので、それを音読していきます。10秒が8問あります。

問題

10~15文字程度のテキストが出てきます。

例えば、以下のようなものです。

・Thank you for coming to this morning training seminar.
・International sales has increased by an impressive 3 %
・In my presentation today, I intend to outline of ideas for the new advertising campaign.

対策

本番中で重要なことは、以下2点です。

・時間が無くなるほど多い単語量ではないので、急がずに丁寧に話すこと

・英語はリズムですので、抑揚をはっきりつけて話すこと

これを意識できれば、大丈夫です。

また、事前準備としては、DMM英会話の教材「Daily News」が良いと思います。こちらで話すことに慣れておけば、Part2は困ることはないかと思います。

●DMM英会話 Daily news
https://eikaiwa.dmm.com/app/daily-news

Part3:プレゼンテーション

出題テーマに対して、触れなければならない3つのお題を必ず含めて、意見を述べます。回答時間は60秒、準備時間は40秒です。

問題

Jeanの時は以下のような問題が出題されました。

あなたの会社で行われた仕事のやり方の変更について以下を話してください。

・何を変えたのか
・なぜその変更を行ったのか
・その変更があなたや同僚にどのような影響を与えたか

対策

様々な出題テーマがあると思いますので、ここでの重要なポイントは、可能な限りフレーズを覚えて、テンプレート化しておくことです。

Jeanはこのように覚えていました。

冒頭   :In my opinion,

1つ目意見:XXX should be ~ , because 理由 / so that 効果

2つ目意見:Also, YYY should be ~~ , because 理由 / so that 効果

3つ目意見:Also, ZZZ should be ~~ , because 理由 / so that 効果

最後   :That summarizes my opinion about ~出題テーマ~

実は、めちゃくちゃ参考になった動画があります。
上記のテンプレートもここからパク・・・参考にさせて頂いています。
BULATSと書かれていますが、Linguaskill Speakingの前身で、テストの流れも全く同じです。

Part4:グラフを用いたプレゼンテーション

与えられた図表から言えることをプレゼンテーションします。回答時間は60秒、準備期間60秒です。

Jeanはこれがめちゃくちゃ苦手でした。理由は、グラフの情報量がかなりあって、何から説明して良いか、準備時間の60秒で整理できなかったためです。

問題

Jeanが受けたときは、いずれも下記のような年齢層別棒グラフが4年間分出てきました。

対策

・重要なことは、グラフの要素をすべて言おうとしないことです。グラフの要素を全部盛り込もうとすると、時間が足りなくなり、尻切れトンボになります。特にグラフで気になったポイントだけ言うことです。

・このパートでもテンプレート化できるところはしておく、ことが鉄則で、

冒頭は、Let me explain about this graph/chart showing XXXX(グラフタイトル)

としています。何度も練習が必要ですね。

・線グラフ(Line Chart)や棒グラフ(Bar Chart)については、increase/decreaseは使える人は多いと思いますが、ここでは「drastically / gradually」のようにどのくらい変化したのかを副詞でしっかり使えるようになることをお勧めします。

全体を通じて、時制を一致させること。これまでの試験では、データは過去の実績データが出てくることが多かったです。そのため、「XXX decreased.」のようにすべて過去形で説明する、と決めておけば、全体を通じて時制が一致するので、減点にならないと考えています。

Part5:ロールプレイ

シチュエーションに沿って、5つの質問をされますので、自分なりの意見を述べていきます。

問題

Jeanが受けたときは、下記のような問題でした。

ビジネスオーナーはスポーツウェアを販売するチェーン店を持っていて、彼はあなたに店舗を拡大していくことについて、意見を求めています。

・資金調達
・ロケーション
・スタッフ
・広告
・売上成長の維持

対策

準備時間の40秒が勝負です
聞かれることはある程度は問題文に書かれているので、キーワードを英語でも日本語でも良いので、書き留めておくことが重要です。上のテーマですと、

資金調達:
めっちゃ大事、店舗や施設を作るにはとてもお金がいるから
→enough money, build new store, facility

ロケーション:
人の多いところに出店する
→open store , many people gather

スタッフ:
よい接客ができる人を雇う、顧客満足につながるから
→hire good staff, good attitude, good serving customers

広告:
WEB広告で関心のある人をWEBサイトに集客する
→attracting customers to web site, use web advertisement

売上成長の維持:
既存顧客との関係を強化していくこと
→strengthen customer relationship

をササっとかけるだけ書いておくことです。ただ意見を求められているだけなので、その意見が間違っていても全く問題ありません。大事なことは、回答時間をフルに使って説明することなので、内容の是非は問われません。

あとは、聞かれた質問に対して、キーワードを使って回答していくことを意識します。

例えば、「What is your thought about obtaining finance?」という質問に対して、

Obtaining finance is terribly important because we need a lot of money to open new stores. So we should be ready for that.

という風に答えます。めちゃくちゃ簡単な英語で答えていますね(笑)

あと、結構、マーケティング寄りの質問が飛ぶことがありますので、用語がわからない方もいらっしゃると思います。以下の本をさらっとで良いので読んでおくことをおススメします。集客は「attracting customer」って言うんだな~などがわかってきます。

マーケティング英語の教科書 ―完璧ではなくても、仕事で自信を持てる英語―

最後に

1回5,000円程度なので、ぜひ一度、本番のテストを受けてみることをお勧めします。

どれだけ準備してもテストを受けてみなければ、どれだけ話せるか自分の実力はわかりません。シュートの練習を死ぬほどしても、本番の試合でシュートを打たないと、感覚はつかめないものだからです。

そして、可能であれば、自分の声を録音しておきましょう。そうすることで自分がどのような質問にどう回答したかを、後で振り返ることができます。自分の回答を見返すと、恥ずかしい思いもありますが、ミスやクセに気づくことができ、格段にスピーキング力がアップするはずです。

以上、Jeanでした。

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